<お守りを、贈りたい>
神社のお守りを、ある人に贈ってあげたい、プレゼントしたい、・・
とおっしゃって授与を希望される方が結構いらっしゃいます。
ある方は、ご夫婦で参拝され、今日はいっしょに参拝できなかったんだけど、
自分の子供にも持たせてあげたいのでと。
ある方は、遠く離れたところにいる孫へ、毎日勉強に部活に大変だから、
いつも神さんに見守ってもらえるように、お守りを贈ってあげたいの。
ある方は、親戚が病気になってしまい、近く手術することになったので、
その無事を祈って、渡したいから。
ある方は、今、友だちが入院してて、、きっと他のお守りも持ってると思うけど、
私は私でこのお守りを渡して、元気づけたいと思って。
ある方は、友だちが喜びそうだから、誕生日のプレゼントとして贈りたいと。
ある方は、友だちが恋愛とかで悩んじゃって落ち込んでいるから、
この肌守りを身につけてたらいいことあるよ、って励ましたいと思って。
・・などなど、
詳細には言えませんが、実際にこのような感じで希望されます。
<プレゼント用のお守りとして>
一般的に、お守りは、ご本人への授与(自分用として持つ場合)が多いと思うのですが、
誰かにプレゼントしたいのでお守りをください、と希望される方を多く目の当たりにして、
あらためて思ったのです。
「あ、お守りって、それがごく普通のこととして、そんなふうに活用されているんだな、と」
だったら、誰かにプレゼントしてあげるお守り、
すなわち、「プレゼント用お守り」「贈呈用お守り」としての授与も
ここ、若狭野天満神社としては正式にありですよ、ということを、
みなさんにちゃんとお伝えしなければ、と思いました。
<それ自体、神の力が>
誰かに何かをしてあげたい。
誰かのことを想い、
誰かのために祈る。
人が人を想う、その優しい気持ちは、それだけでもう、尊いです。
そういう話を聞くだけで、こちらも、なにかこう、、胸が熱くなります。
少なくともきっと、お守りを受け取った方は、
「あの人は、自分のことを想ってくれているんだ」っていう、
あなたに対する想いをもつでしょうし、
お守りを贈るあなたは、
「私は、あなたのことを想っているよ」という気持ちを届けることができます。
そんな、人と人とをつなぐ「心」には、
それ自体、神の力が宿っているんじゃないでしょうか。
・・
なによりも一番は、
そのお守りを受け取られた方が、
どんなささいなことでもいい、たとえほんの少しであっても、
心の魔が祓われ、心の支えとなり、
癒されたり、優しい気持ちになったり、感謝への気づきがあったり、笑顔が戻ったり、
また前を向いてがんばっていこうという気になったり、してほしい。
そしてそれが、
奇跡へとつながる、幸せな未来へとつながる、
一つのきっかけとなってほしい。
それが、若狭野天満神社の、私たちの、切なる願いです。
贈呈用お守りプレゼント用お守り - 若狭野天満神社(魔除け天神 あじさい神社)の授与品・御守り